福島県建築大工業協会（齋藤守司会長）は７日、郡山市磐梯熱海温泉の清稜山倶楽部で第６回通常総会を開き、
学校訪問や建築匠賞コンクールの開催などを盛り込んだ事業計画を決めた。
　会員ら約30人が出席。齋藤会長が「昨年は会員を増やすことができた。
一丸となって魅力ある会をつくり、新規会員の加入促進につなげたい。
青年部と力を合わせて、木造在来工法の技術を若い人たちへつないでいきたい」とあいさつした。
来賓の川音真悦県土木部建築指導課長が「伝統技術と新たに求められる技術を融合させて発展してください」、
大内聡東北電力発電・販売カンパニー部長生活提案担当が「安全を最優先に地域活性化のために活躍してほしい」と祝辞を述べた。
　議事では２年に一度の建築匠賞コンクールの開催、１・２級技能検定事前講習会、木工教室、
協会ホームページの更新、建築大工をアピールする建設系高校などへの学校訪問、親善ゴルフコンペなど事業計画を決めた。
また表彰規定の一部改定を行い、菅野四郎前会長と故大橋仁一郎元会長に感謝状を贈った。
　総会終了後に研修会を開いた。片寄千恵子リードバックＷｅｂ担当が「ホームページ会員ＰＲ文の入力方法」、
伊藤賢一郡山税務署審理専門官が「消費税改正と住宅ローン控除の拡充」と題して講義を行った。